半年ぶりで京都へ ウナギにハモで長いものに巻かれる

このアップをするときからすると、前週ですが、6/29(金)の夜から、京都に里帰りでした。とりあえず、ブログアップもないとなんなので、ちょいとまとめで。
仕事終わりで品川駅。のぞみで一路、京都です。N700系の無線LANはトンネル内も使えて便利なのですが、如何せん金曜日の夜。めっちゃビジネスマンが使ってるんでしょうね。サービス当初は、快適な感じもしたのですが、スマホも普及した現在、一人あたりのトラフィックも制限される始末。WiMAXは走行中にプチプチ切れるし、トンネルはダメですが、安定して速度も出てるのが3Gになっちゃってます。窓側だとWiMAXも有効なんでしょうけど。

京都について、地下鉄で四条へ。地下鉄はsuicaとの互換性が無いんですね。
今夜はビールと燻製の和知さん。美味しいビールとおつまみ、マスターとの話に盛り上がります。今日は、疲れでばたんキュー。

翌日、6月30日(土)。鴨川に床が出ています。食中毒とかなんだかで、現在、昼の営業をやっていないとかで、残念。京都人でも川床で一杯やるのは良いものです。

さて、京都の夏と言えばハモ(鱧)です。今年は鰻が高騰し、庶民の味から遠ざかっていますが、昼の時間に鱧をいただこうと思うと、鰻屋さんも有効と言うことで、客人をお連れし大和大路の老舗菊の井さんへ。大和大路と言えば、先日の暴走事件が思い出されますが、最後止まった辺りにあるお店です。

メニューを見ると、迷う迷う。そんな時はセットが有効です。ということで松のセット。そして、鱧の落としを追加で。

まずは、鱧登場。きれいに骨切りされ、ふわふわの美しい身。梅肉でいただきます。そうしているとウナギさん登場。ちょんとした蒲焼と美味しいごはん。美味でございます。京都のウナギは、意外と江戸焼きが多いんです。蒸してふんわりしてます。鯉の洗いも新鮮。そして、肝吸いの肝がデカいこと。まるまる入ってます。デカ!

さて、蒸し暑い日でしたが、ちょいと祇園めぐり。明日から祇園祭の京都は、本日、夏越えの大祓いの日。祇園界隈の神社でも、行事が行われています。こんぴらさん安井神社は、丸い藁を3回くぐりお参り。そして、縁結びの石抜け。女子が石の中をくぐってます。

そして、建仁寺。臨済宗の大本山。久しぶりに入りました。で、祇園のえびすさん。こちらも大祓いをしています。ちょっとやり方が安井神社と違うみたいです。

その後、実家へ。姪の顔を見て、夕食まで。近くの精進料理屋さんからの仕出し。賀茂茄子の揚げ出しとか。意外に量があり満腹。

その後は、河原町の宿に戻り夜の町へ。今日が最後の牛生レバも売り切れ続出の様で、あきらめてユーミンBARのキャラメルママ。ここで、某キー局の重鎮と会い、楽しいお話。いやいや話が弾みますねぇ。

話も弾むと小腹もちょい空き。祇園と言えば一口餃子の泉門天。ちょいと覗いてみると席もあるので、餃子ときゅうりで一杯。今夜はこれにて終了です。
翌日は雨なので、昼前までごろごろして、ちょいと嵐山へ。昼ご飯はその途中の、常盤でラーメンです。実家の前に支店があり、中高大と食べ続けたコッテリ。ラーメン太郎です。
いまは、経営者が変わり、当時の従業員さんが引き継いでるようです。

注文は、さらにコッテリの辛味噌ラーメン。味噌でさらに濃厚です。で、牛丼の具を載せる荒業。さらに紅ショウガ。当然にんにく入り。これですよ青春の味。当時でも重かったこの一品。今は、とてつもなく重い。でも旨い。

雨の中、常盤から嵐電に乗って嵐山方面へ。車折神社で途中下車。車折とかいてくるまざきと読みます。古く平安時代に、この地で行幸の牛車の車軸が折れたことを由来しているようです。知恵の神様で、才能にもつながる。近くに東映や松竹、京映などの撮影所があったことから、芸能の奉納も多く、今では芸能人の札が目立つ神社になってしまいました。

つぎに、嵐山駅へ。嵐山では、雨が降ったりやんだり。ふらふらと渡月橋から天龍寺へ。

そして、竹藪を通って、野々宮神社。いわゆる嵯峨野です。
子供の頃は自転車、高校になると原付、大学になって車でよく訪れた土地ですが、風致地区なのでそうそう変化はしないけれど、季節とか自然の変化で違ったイメージを受けられるのが京都なんでしょうね。

落柿舎から嵯峨釈迦堂へ。

そして、再び嵐山へ戻って、嵐電と地下鉄乗り継ぎ河原町の宿。梅雨の蒸し暑い中よく歩いたものです。
八条口で新幹線まで一杯やって、東京へ。次の京都は10月末予定です。