小笠原 皆既日食&ダイビングツアーまとめ

小笠原諸島父島から、東京湾に戻ってきました。去る7月月20日に竹芝を出港し、25日着。5泊6日の旅も終了です。
今回の目玉である日食は、ダイビングよりもより天候に左右されるため、その直前まで不安でしたが、結果、夢がかなって何よりです。
ここで、今回のツアーを振り返ってみます。

7月20日朝10時に東京竹芝を出港し、父島には翌11時50分到着。潮流の関係で速力が出ないようで20分遅れで到着でした。
船中では、まず、牛フィレ肉のステーキ皆既日食風ランチで昼ごはん。その後は、夜まで、mixi小笠原関連コミュの皆さんとでデッキで盛り上がり、ばたんキュー。

2009年7月21日
翌朝は到着後、急いでダイビングへ。

DIVE NO.114 長崎
父島北東の長崎展望台下のスポット。イセエビ、ノコギリダイ、クマザサハナムロ、シンデレラウミウシ、ヤガラ、ツバメウオ群れがすごい。

DIVE NO.115 三畳一間~横枕
沈潜のかけらに集まる魚たち、そして、横たわる沈船は圧巻の迫力。スカシテンジクダイ、テナガエビ、ウツボ、ハナミノカサゴなどがお出迎え。

この日は2ダイブ。そのご、情報センターへ行きネットでお仕事。でも、回線が細く上り下りとも400kbps程度しか出ません。vpnで会社とつなぎますが、作業が進まず途中で終了。ヤンキータウンでソフトドリンク、グリーンぺぺで腹にポークジンジャーをいただき、本日は終わり。23時にはお休みなさいになってしまいました。

2009年7月22日
さて、皆既日食です。朝、7時に父島二見港を韋駄天で出港。10時前、観測ポイントの母島沖南30kmほどの地域へ。それ以上へいくと、海上保安庁が警告を出すようです。おが丸は、それを超える北硫黄島付近なので特別許可なようです。

欠け始めから50%程度までは、船上の変化もあまりありませんが、徐々に涼しく、うす曇りのようになってきます。11時を超えると夕方のように涼しくなり、そして、11時25分。ダイヤモンドリングが。約30秒は続いたでしょうか。

そして、皆既日食。辺りは夕闇に。水平線も赤くなっています。




約3分のコロナが輝く皆既日食が11時29分終了。そして、ダイヤモンドリング。

その後、徐々に明るくなり、太陽が戻り始めました。そこからは、みなさん、昼食や海に夢中。まだ、太陽は欠けているのですが、私含め現金なもんです。

島への帰り道は、マッコウクジラを探しながら。でも、見つからず。FISHEYEさんの船は途中で見ることができたようですが、我々はカツオドリの群れに遭遇。魚をめがけて海に突っ込む姿は圧巻でした。

夜は、チャーリーブラウンでお食事。ダイビングセンターご夫妻や、チャーリーオーナーと同席になり。私のダイヤモンドリング写真が赤外線で出回ることになりました。後日談として、二日でかなりの人々に行き渡ったようです。

2009年7月23日
この日はダイビング。朝、8時過ぎに韋駄天で出港。父島周辺でのダイビングです。
DIVE NO.116 西島の東の岩
白砂に根があったりのサンゴ礁や岩場。ウツボ、ギンガメアジ、ユウゼンなどを観察。

DIVE NO.117 ドブ磯
岩の割れ目を進むとツバメウオの群れが。すると、ホワイトチップとロウニンアジが。穴の中にもホワイトチップがくるくる。ツバメウオ、ホワイトチップ(ネムリブカ)

DIVE NO.118 北一つ岩
ODCでは新しいポイントだそう。様々な魚が集まる魚影の濃いポイント。タコに支持棒を奪われる森田さん。穴なの中にホワイトチップ。かなり流れが強く、疲れました。

港に戻り、夜はダイビングセンターでの打上げです。そして、バタンキュー
2009年7月24日
今日で、小笠原ともお別れ。最終日です。午前中はダイビングということで韋駄天で8時に出港。
DIVE NO.119 タコ岩
西島の南、タコ岩。岩の周りは-30mまで落ちていて、中層に、小魚が群れている。そこに、サワラがうろうろ。さらに大きいギンガメアジがうろうろ。

DIVE NO.120 バラ沈沖
父島最後のダイビング。白砂に根が点在。そこに魚が集まっている。スカシテンジクダイ、テナガエビ、ニシキウミウシの小笠原種、木の葉の魚など

そして、昼食。昨夜~ここまで何も食べていないので、結構、腹が減っています。ということで、BAR CREYONで野菜カレー、Heart Rock Cafeでチーズバーガーです。

さて、小笠原を後にする瞬間。今回初めて来た人も、何度も来た人も、これを見ると必ず戻ってきたくなります。名物見送り船です。
次回はいつ来られるのか、楽しみです。


2009年7月25日
今日も晴れ。東京湾に戻ってきました。もうすぐ竹芝です。