とうとうmixiが会員数検索で1,100万人突破しました

mixiが会員数検索で1,100万人突破しました。5/20には1,000万突破していたんですけど。
今年の2月に800万人時点で各県の増加率傾向など、このブログにて簡単な分析を掲載いたしました。その後も、順調に会員数を伸ばし、4月には900万、5月末には1,000万人の会員数を誇るに至りました。
1,000万人データは持っているものの、結果の県別データにどうも以前のデータ推移とかけ離れる異常値がいくつも発見されましたので、非掲載としました。また、会員数検索でひっかからない設定ができるため、実際の会員数とは離れてきていますが、傾向はつかめるかと思います。
【過去の連載】
mixiの会員動向、ちょっとした分析
連載1回目(2007/02/13)
連載2回目(2007/02/14)
連載3回目(2007/02/19)
mixiが、会員数900万人を突破したようです(2007/04/11)
【mixiの会員数調査方法について】
mixiの会員検索の現住所で絞った結果です。
先述の通り、この検索データですが、昨年末頃からmixiの運営方針が代わり、その後、プロフィールで検索に引っかからない設定ができるようになるなど、実際の会員数と差が開くようになって来ています。また、住所を登録しないここともできるため、あくまで参考値ということでご理解ください。
また、全検索1,100万に対し住所が入力されている701.8万人の住所データを対象にしているため、全国の入力率65.5%として、普及率は補正しています。
ということで、2007/9/23 15:30にmixiの会員検索を見ていて1,100万人を越えましたので、各県別データを再び取ることにしました。
【mixiの会員増加推移】
下のグラフを見ていただくとおり、ここの所、一ケタ台の月間増加率まで落ち着いてきています。あわせて、現在破竹の勢いと言われるモバゲータウンの月間推移(プレスリリース発表値)を比較対照に載せていますが、こちらも徐々に伸びは落ち着き始め、一ケタ台の増加率に落ちてきています。
やはり、以前のブログでも書いた通り、普及率が10%程度の県から増加率の伸びが鈍化する傾向から、mixi全体でも10%程度の普及率でひと段落するのではないでしょうか。現在8.6%。あとどれだけ伸びるのか注目です。
図表1.mixiとモバゲーの会員数推移

【mixiの各県別普及率】
前回の800万人時点との普及率順位の比較では、あまり大きな変化はありませんでした。
普及率ベスト5は、東京、神奈川、京都、大阪、千葉で変化無し。6位には福岡が前回9位からランクアップです。
その他、宮崎県は前回40位から35位にランクアップ。そのまんま東知事効果でしょうか、隠れ宮崎住民が表に出たのでしょうか。また、鹿児島県もなぜかわかりませんが5位ランクアップです。
図表2.mixiの各県別普及率

【mixiの各県別増加率】
800万人から1,100万人までの増加率(平均137.5%)での増加率順位と、600万人から800万人までの増加率(平均133.3%)の比較表です。今回300万人増加、前回200万人増加での比較となります。
図表3.都道府県別増加率変化

今回も普及率が低い県が増加上位に、普及率の高い県が下位に並んでいます。普及率の低い上位県では、ちょっとした差が順位に影響するため、結構順位に変化がありますが、下位の高普及率県ではあまり順位に変化がありません。前回の分析同様の推移が続いているのでしょう。
回帰分析の結果も、高普及率は低増加率を説明するのに十分な結果でもあります。
図表4.都道府県別普及率と増加率の関係

生データはこちらexcelです
なお、データ転用の際はご一報ください。600万時点はPPMさん作成データです。
ということで、今回、mixi1,100万人の県別普及率を見てまいりましたが、前回同様の傾向が続いているということで締めさせていただこうかと思います。
なお、mixiの普及が10%を越えるようになったら、再度、やってみましょうか。
Special Thanks : PPMさん